5月15日(金) 16:10 - 16:40 SRE Track
SRE 中級者

Terraformモジュールはなぜ「魔境」化するのか

「コピペを減らそう」という善意で作り始めたTerraformモジュールが、数ヶ月後には「誰も触りたくない魔境」に変わっていませんか?大量の variable や複雑な count ブロック。私たちは「将来の変更を楽にする」はずが、実際には「実装を理解するための重いコンテキスト」を未来に強いているだけかもしれません。 本セッションでは、魔境化の主因を「テンプレート(共通化)」と「カプセル化(隠蔽)」の混同にあると定義し、以下の設計指針を提示します。 ホワイトボックス・テンプレート(共通化): 透過性を重視し、クラウド仕様を隠さない設計 ブラックボックス・コンポーネント(隠蔽): 異なるチームの利用者に「意図」のみを伝える設計 「トポロジーを動的に変えてはいけない」など、明日からチームで使える論理的な設計判断を提供します。 【ターゲット】 - 自作モジュールのメンテに疲弊している方 - dynamic ブロックの乱用に論理的な「待った」をかけたい方

スピーカー

Kohei Hayama
Kohei Hayama
株式会社スリーシェイク SRE
広告・検索システムのクラウドのCCoEとしてAWS/GCPのOrganization管理やSREを経験し、2025年12月に株式会社スリーシェイクへ入社。クラウドやコンテナを中心としたSREとして技術支援を行なっている。 趣味はコミュニティ活動で、CNDT2023から実行委員に参加やKubeCon JP、OSSJ等の現地ボランティアとして活動中